職場内で一番多い悩みは、人間関係ではないでしょうか。そんな悩みを考え方ひとつで解決する方法があります。紹介したいのが、2：6：2の法則です。この法則は、自分と同じ意見を持った人間は、世の中に2割程度しかいないというものです。逆に自分と反対の意見を持っている人間も2割程度いるということになります。残りの6割に関しては、どちらにも属さない考え方の人間になりますので、全く気にならない人となります。
この法則を人間関係に当てはめると8割の人間は、自分にとって苦手意識が湧かないことになります。面倒なのが残りの2割の人間です。自分と正反対の意見をするのですから、嫌いになってもおかしくありません。
職場の人間関係で悩んでいる人は、この2割の人たちに苦しめられているということになります。しかし、その悩みはこの法則を理解すると解決できます。101人の職場に自分がいたとすると20人は気が合う人、60人は、普通に接しても問題ない人、残りの20人は苦手な人となります。最後の1人は、本人です。
20人も苦手な人がいるとしたら、その1人が苦手意識のある上司や同僚にあてはまる可能性が高いと思いませんか。自分と違う考えを持った人間が周りにいっぱいいるのだから、仕方ありません。人の性格は残念ながら変えることはできません。2割は、苦手な人間がいるのだから、気にしない。これを常に頭の中に置いておくことが大切です。人もあなたと同じ人です。好き嫌いがあって当然です。普段から嫌いでも嫌われていても何も悪いことはない、という気持ちの持ち方を心がけるといいでしょう。